2.11 家族写真撮影会 開催報告

2024年2月11日(日)、和地山公園を会場にして家族写真撮影会を開催しました!

公園内の集会所にスタイリングブースとフォトブースを設置。

7家族が順番に来場し、撮影を行いました。

病気や障害のある子を育てているお家では、「家族写真を撮る」ということに

ちょっぴり高いハードルがあります。

子どもをスタジオに連れていけるのか…体調は大丈夫か…

連れていけたとしても、いい写真が撮れるか…などなど

考え出すと不安&面倒になり「そこまでしてやるほどのことではないか」って

思ってしまうんですよね…。

そういう煩わしさを感じず、気軽に来てもらえるような撮影会をやりたい

というのが今回の企画の出発点でした。


どうせなら子どもたちのスタイリングもやってほしい!という

ワガママを叶えてくれたのが、TORI DORIの美容師・山田千恵さん。

30分という限られた時間の中で、子どもたちの髪をあっという間に整えてくださいました。

女の子たちはアップにしてもらったり、三つ編みのアレンジをしてもらったり…

いつもとちょっと違う自分が鏡に映って、うれしそうにしているきょうだいさんや

それを見て微笑んでいる親御さんたちの尊さ…!(それを後ろでニヤニヤ見ている私)


お花の髪飾りは、母とご近所さんたちが手縫いでチクチク作ってくれたものです。

一人ひとつ、お持ち帰り用でした。


中には「髪を触られるのがイヤ!」となってしまう子もいましたが

無理に進めることはせず、それぞれの子どもの目線に合わせて接してくれた

山田さんのおかげで、撮影前にみんなリラックスできたように思います。


撮影は、笑顔の蝶結びのカメラマン・わたせやすひとさん。(物撮り中の隠し撮り…)

実は、我が家の七五三は渡瀬さんにずっとお世話になっています。

この企画のカメラマンさんは渡瀬さんしかいない!と、だいぶ前からお願いしていました。

バスケットや、ドライフラワーを配置したフォトブース。

柔らかい雰囲気の、やさしい色合いの写真を撮られる渡瀬さんなので

大げさなものは使わず、小ぶりなかわいらしいものでまとめました。

家族全員の写真だけでなく、子どもたちだけだったり

きょうだいさんとお母さん・お父さんといった

いろいろな組み合わせで撮影が進みましたが

みんなが自然ないい顔をしていたのがとても印象的でした。

(仕上がり写真は全家族V●RYに載れそうなくらい輝いてたよ…!)


お渡しする写真を整理しながら

それぞれの家族のここまでの日々は写っていないけれど

前を向けない日や、家族だからこそしんどい日もあっただろうと思いました。

でも、泣いたり笑ったり、毎日を積み重ねての家族の「いま」なんですよね。

お母さんたちから「幸せな一日だった」と言ってもらえるイベントになって

私のほうが幸せでした。


きょうだいさんたちには、大瀬モータースさんからのバレンタインギフトも…!

その場にいなくても、いつも温かな気持ちを寄せてくださり感謝です☆

きょうだいさんたちにとっては、サンタクロースみたいな存在では…⁉

余談ですが、冒頭のタペストリーとガーランドは私の手作りです。

Familyの下に何を書けばいいか迷って、オーストラリアに住む友人に

「なんか毎日がスペシャルみたいな、家族といてハッピーみたいな英文ちょうだい」

という無茶ぶり(?)をして完成しました…!

遠州こどもきょうだい会 ミントモ

静岡県浜松市・磐田市を中心に 難病や障害とともに生きる子の「きょうだい」である こどもたちのサポートを行っています。